【清瀬マッサージ】エッセンシャルオイル（精油）とは｜ふわっtto治療院 | 所沢にてマッサージを行いアロマ講習会のご案内や日々の出来事を配信

【エッセンシャルオイル（精油）とは】

＜前編＞

植物から芳香成分のみを抽出し、蒸留して作る揮発性の液体がエッセンシャルオイルです。

芳香成分蓄えられている場所は植物によって異なりますが、花やつぼみ、種、樹皮、葉、茎、果皮などの細胞組織内にある「油のう」と呼ばれる小さな袋の部分にあります。

エッセンシャルオイルには、植物の有効成分が高濃度に含まれ、それぞれの植物特有の作用と香りを持っています。自由に動くことのできない植物が、身を守るために自ら発生するものです。

私たちも植物が持つパワフルなエッセンシャルオイルを使うことによって、同じように身を守ることができるのです。また、気持ちを落ち着かせる、意欲を高めるなど感情を整えたり、抑制されている感情を引き出すといった働きもあります。

＜後編＞

芳香成分を鼻から吸い込むと、鼻腔を通って嗅上皮の粘膜に付着し、電気信号に変換されて脳に届きます。そこで香りと認識されるのです。その速度はたった0.15秒！！

香りの情報が脳に届くと、一番に伝わるのが本能や記憶を司る「海馬」のある「大脳辺縁系」です。さらに自律神経や免疫を調整する「視床下部」やホルモンを調整する「脳下垂体」、知的活動を司る「大脳新皮質」へと伝わります。

香りが脳へ伝わると同時に、その一方で、鼻から吸い込んだ芳香成分は、鼻の粘膜で吸収されて、血管に取り込まれます。また、鼻からのど、気道、気管支を通り肺にも送られ、肺胞から血管へと取り込まれます。そして、血液循環によって全身へと送られます。

このようにして、エッセンシャルオイルは速やかに心身に効果をもたらすことができます。

また、塗布すると直接皮膚から吸収され、素早く全身に影響をもたらします。

飲用できるエッセンシャルオイルもあり、バクテリアやウィルスを殺すだけでなく、活力や幸福感をもたらします。